セミナー・イベント情報

2025年度 3月13日 公開セミナー

SPEED2025 公開セミナー
場所:早稲田大学リサーチイノベーションセンター121号館B1階コマツホール※実地・オンラインハイブリッド開催
「ネイチャーフットプリント-金融機関の活用を想定した自然資本に関するライフサイクル評価手法-」

自然資本の情報開示に関するTNFD(Taskforce Nature related Financial Disclosure)報告が公開されたことを受けて、数多くの企業が自然資本に関する財務情報開示を宣言しました。これらの企業が自然資本に関する財務情報開示を行う際の大きな課題のひとつは、「指標」に何を採用し、どのようにして評価するかにあります。

ENCOREやSTARをはじめ様々な評価手法や指標が提案される中で、バリューチェーンと複数のドライバーを考慮しつつ定量評価することができるLCA(ライフサイクルアセスメント)への注目が高まっています。特に生物多様性に対する影響が大きい資源・原材料調達、エネルギー消費、廃棄処分を含むライフサイクルを網羅した評価は、企業の生物多様性に関する情報開示の有効なツールとして期待されている一方で、金融機関を含むあらゆる産業界が自然関連の情報に基づく対話に活用できる評価手法とツールの開発が不可欠です。我々は、これまでLCAの影響評価手法のひとつであるLIME(Life cycle Impact assessment Method based on Endpoint modeling)の開発を進めてきました。これまでに国内製造業を中心に活用されており、生物多様性条約の補助指標として採用されるなど、日本の標準評価手法として認識されるまで成長しました。このたび、内閣府による支援を受けて、自然・生物多様性に注目したライフサイクル影響評価手法であるネイチャーフットプリントの開発プロジェクト(BRiDGE: 金融/投資機関による自然関連情報開示促進と国際標準化を前提としたネイチャーフットプリントの開発と実証事業)を行いました。本セミナーでは、研究プロジェクトの成果として、評価手法の内容と国内企業による活用結果について紹介します。自然資本、生物多様性の影響の定量評価や企業における自然資本の情報開示、サステナブルファイナンス等に関心を持つ方々のご来場を期待します。

主催:SPEED研究会
共催:環境省・早稲田大学循環バリューチェーンコンソーシアム
協賛企業:MS&ADインターリスク総研㈱、㈱LCAエキスパートセンター、㈱ゼロボード、TCO2㈱
協力:LCA日本フォーラム、一般社団法人サステナブル経営推進機構、公益財団法人日本環境協会、グリーン購入ネットワーク
日時:2026年3月13日(金)9:30~17:05  懇親会:17:30~(講演者様、会員企業様、協賛企業様、ネイチャーフットプリントプロジェクト(BRIDGE)参加企業様限定)
場所:早稲田大学リサーチイノベーションセンター121号館B1階 コマツホール
懇親会:リーガロイヤルホテル東京 参加費無料
開催方法:ハイブリッド開催(実地+Zoom)
参加費:無料 (SPEED会員以外の方もご参加可能です)
お申し込み方法:ご参加ご希望の方は、
「お申込みはこちら」よりお申し込みください。
SPEED会員優先お申し込み期限:2月16日(月)まで

【第1部:ネイチャーフットプリントに対する政府・金融機関の期待】
9:30 – 9:35 開催挨拶 早稲田大学理工学術院教授 伊坪徳宏
9:35 – 10:00 自然関連情報開示に関する環境省の活動とBRIDGEプロジェクトの紹介 環境省生物多様性主流化室
10:00 – 10:30金融機関におけるネイチャーフットプリントへの期待と今後の展望 政策研究大学院大学 竹ケ原啓介
10:30 – 10:40 休憩
10:40 – 10:55 金融機関におけるネイチャーフットプリントに対する活用方法 MS&ADインターリスク総研 寺崎康介
10:55 – 11:10 資生堂におけるネイチャーフットプリントの評価とTNFD報告 資生堂 大橋健司
11:10 – 11:25 農林中央金庫におけるネイチャーフットプリントの活用 農林中央金庫 飛彈則雄

【第2部:ネイチャーフットプリント評価結果の展示】
11:30 – 11:45 協賛企業によるショートプレゼン (TCO2, SuMPO, ゼロボード)
11:45 – 12:30 ネイチャーフットプリント評価結果パネル展示

12:30 – 13:30昼食

【第3部:ネイチャーフットプリントの影響評価手法ver1】
13:30 – 13:50 ネイチャーフットプリント評価手法の概要と特徴 早大 伊坪
13:50 – 14:10 生態系サービスの影響評価手法 京大 栗山
14:10 – 14:30 気候変動・土地利用による生物種の生息域を予測する手法 森林総研 大橋
14:30 – 14:45 休憩
14:45 – 15:05 気候変動の生物多様性・生態系サービス評価手法 農研機構 湯
15:05 – 15:25 富栄養化の生物多様性影響評価手法 地球研 林
15:25 – 15:45 水資源消費の生物多様性・生態系サービス評価手法 産総研 本下
15:45 – 16:00 休憩
16:00 – 16:20 天然資源採掘の生物多様性・生態系サービス評価手法 産総研 横井
16:20 – 16:40 土地利用の生物多様性・生態系サービス評価手法 早大 劉/伊坪
16:40 – 17:00 多地域間産業連関分析を用いたネイチャーフットプリント 東北大 金本
17:00 – 17:05 閉会挨拶 早稲田大学理工学術院教授 伊坪徳宏
17:05 – 17:30 移動
17:30 – 懇親会  @リーガロイヤルホテル早稲田

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